つづ井『老犬とつづ井』を読んだ。
つづ井さんといえば地元での推し活などを描いたコメディー漫画で有名。あとちょっと絵柄がオシャレ。若干シュールに寄った笑いも小気味よくて『裸一貫! つづ井さん』は紙で全巻所有している。
紙で持っている理由は周りに貸す可能性があるからで、なるべくなら電子で持っていた私でレアな存在ではある。
さてそんなつづ井さんの新刊。16歳で亡くなった愛犬との介護と最後の日々。つづ井さんのナチュラルな優しさは前の作品でも随所から感じられるんだけど、この本では善い人って本当に存在するんだな……と感動した。人にもだけど愛犬への優しさと愛が紙面からにじみ出ている。この愛は愛犬に向けてだけじゃないんだろうなと思わせるような御本人の人としての根本的な優しさ。家族や友人たちに大事にされながら生きてきた人だけがもつ特有の優しさ。愛犬が最後まで幸せで良かったなと心から思う。
*
うちにも愛犬がいる。愛のレベルを超えている。私のことが宇宙一好きでたった1メートル離れると悲しくてしょうがなくなる小さな犬だ。毛がいまだふわふわで赤ちゃんのようなので本人には「まだね、きみは2歳くらいなんだよね」と言い聞かせている。年齢を誤魔化して長生きさせるために。
顔がものすごくかわいくて、人でいうとハリウッドでトップ女優として通用するレベルだと思っている(飼い主だけが)。実家にも超可愛い犬がいて、この子も散歩するだけで褒められまくるほど可愛いけれど、うちの犬は美形レベルが突き抜けている。美人と可愛いの絶妙な融合でだいたい見る人が息を飲む美麗さ。パッケージとかCMとかに出ているよりタレント犬よりも造形だけでいうと可愛い(と飼い主だけが思ってる)。でもメンタルが不安定すぎて見事な社不に育ったので一目見て気に入られてもそっぽを向くから、それ以上人の心を掴んだりはしない。だから多分誘拐される心配はないけど、可愛いからとひと目見て気に入ったあたおかに連れて行かれたらどうしようという一抹の不安は常日頃からある。まあそんなことがあったら、私に倫理観とかゼロなので躊躇なく七代先まで祟るけどな。
そんな犬。ま、飼い主のみなさんはみんな自分との子のことをこんなふうに思っててすべて正しいと思う。どこの子もかわいい。最強に最高にかわいい。
そんなふうに思ってる人間なので、犬が出てくる話はちょっとただ事じゃない感じで読んでしまう。いつも。
*
とある事件についてふと思う。加害者は統合失調症や解離性同一性障害だと診断されており、その数年後、同意した性行為の中で同意していないこと(ノー避妊)をされていたことに気付き激昂し、後日相手をおびき寄せて死にいたらしめた。
報道では加害者の女性が両親を奴隷のように扱い、両親もまた彼女の言いなりになっていたという異様な日常が報じられている。
ネットではこの事件について「加害者の頭がおかしい」「親の教育が間違ってた」のような言葉が散見されているが、なぜ彼女がSZやDIDを発症したのか、まずはその背景を探っていくとが先決じゃね?
SZは知能が高い家系、世にいう天才の子や親に結構な頻度で見られたりするけど、DIDについてはこれは何かしらの被害か虐待を受けた結果では。ねえ、誰が彼女に何したん? これから明らかになってくると思うけど、彼女をそうさせた何かしらの出来事があったはずで、それを両親が知っていたから彼女の言いなりというか彼女が生きていきやすい最善の方法を探ってたのでは。だって父親は指導医だし。
まああとは、引きこもりとか問題児を抱える家庭にありがちな状況。子どもが死なないため/犯罪をやらかさないために親がいいなりになるパターン。自分の刺激で子どもが何かやらかして供述でそれを言われて報道されたら、って思うんだろうね。未然に防ぐために父親が息子殺した事件もあったよね。この可能性もあったとは思うけど、溺愛していたっていう報道も見たのでちょっと違うように思う。一番多いのは毒親が虐待してて立場が逆転したパターンね。
死体損壊については何だろうな、海外のシリアルキラーの例だとトロフィーっぽい意味合いで壊して蒐集するとか別のものに作り変えるとかはあったけど。壊して楽しむってのは相手を憎んでいることを考えると辱めの意味もあったのかな。そうすることで自分に向けられた脅威を緩和する措置?
そこまで壊さないと安心できなかったとも考えられるよね。なお、性行為に同意しても避妊しないことに同意してないとそれはそれで犯罪なんだが、どう取り扱うんだろ。事件的に。
加害者に責任能力がなさそうで無罪になりそうな予感があるのにさっさと名前が報道されたのも不思議。だって某有名ライターが刺殺された事件、犯人が統合失調症だったから名前は一切報道されず無罪になったよね。今回は猟奇的だったから社会的脅威とみなしてさっさと出したのかな? 猟奇的な事件のほうが犯人に責任能力なさそうなのに不思議だ。
つづ井さんといえば地元での推し活などを描いたコメディー漫画で有名。あとちょっと絵柄がオシャレ。若干シュールに寄った笑いも小気味よくて『裸一貫! つづ井さん』は紙で全巻所有している。
紙で持っている理由は周りに貸す可能性があるからで、なるべくなら電子で持っていた私でレアな存在ではある。
さてそんなつづ井さんの新刊。16歳で亡くなった愛犬との介護と最後の日々。つづ井さんのナチュラルな優しさは前の作品でも随所から感じられるんだけど、この本では善い人って本当に存在するんだな……と感動した。人にもだけど愛犬への優しさと愛が紙面からにじみ出ている。この愛は愛犬に向けてだけじゃないんだろうなと思わせるような御本人の人としての根本的な優しさ。家族や友人たちに大事にされながら生きてきた人だけがもつ特有の優しさ。愛犬が最後まで幸せで良かったなと心から思う。
*
うちにも愛犬がいる。愛のレベルを超えている。私のことが宇宙一好きでたった1メートル離れると悲しくてしょうがなくなる小さな犬だ。毛がいまだふわふわで赤ちゃんのようなので本人には「まだね、きみは2歳くらいなんだよね」と言い聞かせている。年齢を誤魔化して長生きさせるために。
顔がものすごくかわいくて、人でいうとハリウッドでトップ女優として通用するレベルだと思っている(飼い主だけが)。実家にも超可愛い犬がいて、この子も散歩するだけで褒められまくるほど可愛いけれど、うちの犬は美形レベルが突き抜けている。美人と可愛いの絶妙な融合でだいたい見る人が息を飲む美麗さ。パッケージとかCMとかに出ているよりタレント犬よりも造形だけでいうと可愛い(と飼い主だけが思ってる)。でもメンタルが不安定すぎて見事な社不に育ったので一目見て気に入られてもそっぽを向くから、それ以上人の心を掴んだりはしない。だから多分誘拐される心配はないけど、可愛いからとひと目見て気に入ったあたおかに連れて行かれたらどうしようという一抹の不安は常日頃からある。まあそんなことがあったら、私に倫理観とかゼロなので躊躇なく七代先まで祟るけどな。
そんな犬。ま、飼い主のみなさんはみんな自分との子のことをこんなふうに思っててすべて正しいと思う。どこの子もかわいい。最強に最高にかわいい。
そんなふうに思ってる人間なので、犬が出てくる話はちょっとただ事じゃない感じで読んでしまう。いつも。
*
とある事件についてふと思う。加害者は統合失調症や解離性同一性障害だと診断されており、その数年後、同意した性行為の中で同意していないこと(ノー避妊)をされていたことに気付き激昂し、後日相手をおびき寄せて死にいたらしめた。
報道では加害者の女性が両親を奴隷のように扱い、両親もまた彼女の言いなりになっていたという異様な日常が報じられている。
ネットではこの事件について「加害者の頭がおかしい」「親の教育が間違ってた」のような言葉が散見されているが、なぜ彼女がSZやDIDを発症したのか、まずはその背景を探っていくとが先決じゃね?
SZは知能が高い家系、世にいう天才の子や親に結構な頻度で見られたりするけど、DIDについてはこれは何かしらの被害か虐待を受けた結果では。ねえ、誰が彼女に何したん? これから明らかになってくると思うけど、彼女をそうさせた何かしらの出来事があったはずで、それを両親が知っていたから彼女の言いなりというか彼女が生きていきやすい最善の方法を探ってたのでは。だって父親は指導医だし。
まああとは、引きこもりとか問題児を抱える家庭にありがちな状況。子どもが死なないため/犯罪をやらかさないために親がいいなりになるパターン。自分の刺激で子どもが何かやらかして供述でそれを言われて報道されたら、って思うんだろうね。未然に防ぐために父親が息子殺した事件もあったよね。この可能性もあったとは思うけど、溺愛していたっていう報道も見たのでちょっと違うように思う。一番多いのは毒親が虐待してて立場が逆転したパターンね。
死体損壊については何だろうな、海外のシリアルキラーの例だとトロフィーっぽい意味合いで壊して蒐集するとか別のものに作り変えるとかはあったけど。壊して楽しむってのは相手を憎んでいることを考えると辱めの意味もあったのかな。そうすることで自分に向けられた脅威を緩和する措置?
そこまで壊さないと安心できなかったとも考えられるよね。なお、性行為に同意しても避妊しないことに同意してないとそれはそれで犯罪なんだが、どう取り扱うんだろ。事件的に。
加害者に責任能力がなさそうで無罪になりそうな予感があるのにさっさと名前が報道されたのも不思議。だって某有名ライターが刺殺された事件、犯人が統合失調症だったから名前は一切報道されず無罪になったよね。今回は猟奇的だったから社会的脅威とみなしてさっさと出したのかな? 猟奇的な事件のほうが犯人に責任能力なさそうなのに不思議だ。