LINEマンガで漫画『ガラスの仮面』が全巻無料だったので一気読みした。最高だった。
ちなみに途中まで読んだなという記憶はあって、どこまでかは覚えてなかったんだけど紅天女編まで読んでた。つまり41巻くらいかな。
そこからさらに波乱万丈な展開となっていたことは読み続けていた友人たちから聞いてはいたものの別のことに忙しくて実に読んだのは20年ぶり。
でも、たぶん最初は中学生のときに読んでるけど面白さが色褪せることなく、むしろさらに興奮して読みふけったよね。
ただ20年前とは少し感じ方が変わっていて、たとえば、たけくらべ編の美登利が水揚げされる悲しみ。遊女デビューするわけなんだから好きな人がいるティーンとしては嫌なんてもんじゃないよね……ってのが大人になったらより痛みとして感じられる。
それから、亜弓さんの苦悩も。全てに恵まれているのに、努力できる才能はあってもマヤのような天賦の才は持ち合わせていないことに気づく頭の良さゆえの苦しみ。最初から亜弓さんは大人だけど、今読むと10代20代ではありえないほど達観していて、それも一種の才能だと感じさせる。
個人的に好きな話はやっぱりみんな大好きヘレン・ケラー編と忘れられた荒野編。嵐が丘も良かったしふたりの王女も。マヤのとんでもない想像力が発揮される話に目を奪われた。
そしてプライベートの話も良いね、まじたぎる……。真澄さんとのロマンスはどうなるんだろと思ったら、紫織さん……! 想像の斜め上をいくメンヘラぶり、というかメンヘラどころの話じゃない病み&闇っぷりで、ハラハラさせるし「いやまじで早く婚約破棄しないかな」って思わせるヒールぶり。メンタルをぶっ壊してまで真澄さんをゲットしたい執念がやばすぎる。
というわけで50巻が12年も出ない理由は紫織さんでは? と思った次第。だって真澄さんがマヤにいったら紫織さんが死んでマヤの印象が悪くなるし、真澄さんが紫織さんと結婚しちゃったら読者を裏切ることに。ずっと一番安牌を探しながら12年たってしまったのでは?
これまじで難題だよね……自分が作者ならどうするだろう。一番安牌ルートは紫織さんが正気を取り戻す→自分から真澄さんを振って身を引く、だよね。もうそれしかなくない? 紅天女はマヤが主人公なんだからマヤが選ばれるとして、でも読者が気になってるのは恋模様の方な気がする。このまま連載再開せずに美内先生が引退するとかそういうことだけにはなりませんように……。
ちなみに途中まで読んだなという記憶はあって、どこまでかは覚えてなかったんだけど紅天女編まで読んでた。つまり41巻くらいかな。
そこからさらに波乱万丈な展開となっていたことは読み続けていた友人たちから聞いてはいたものの別のことに忙しくて実に読んだのは20年ぶり。
でも、たぶん最初は中学生のときに読んでるけど面白さが色褪せることなく、むしろさらに興奮して読みふけったよね。
ただ20年前とは少し感じ方が変わっていて、たとえば、たけくらべ編の美登利が水揚げされる悲しみ。遊女デビューするわけなんだから好きな人がいるティーンとしては嫌なんてもんじゃないよね……ってのが大人になったらより痛みとして感じられる。
それから、亜弓さんの苦悩も。全てに恵まれているのに、努力できる才能はあってもマヤのような天賦の才は持ち合わせていないことに気づく頭の良さゆえの苦しみ。最初から亜弓さんは大人だけど、今読むと10代20代ではありえないほど達観していて、それも一種の才能だと感じさせる。
個人的に好きな話はやっぱりみんな大好きヘレン・ケラー編と忘れられた荒野編。嵐が丘も良かったしふたりの王女も。マヤのとんでもない想像力が発揮される話に目を奪われた。
そしてプライベートの話も良いね、まじたぎる……。真澄さんとのロマンスはどうなるんだろと思ったら、紫織さん……! 想像の斜め上をいくメンヘラぶり、というかメンヘラどころの話じゃない病み&闇っぷりで、ハラハラさせるし「いやまじで早く婚約破棄しないかな」って思わせるヒールぶり。メンタルをぶっ壊してまで真澄さんをゲットしたい執念がやばすぎる。
というわけで50巻が12年も出ない理由は紫織さんでは? と思った次第。だって真澄さんがマヤにいったら紫織さんが死んでマヤの印象が悪くなるし、真澄さんが紫織さんと結婚しちゃったら読者を裏切ることに。ずっと一番安牌を探しながら12年たってしまったのでは?
これまじで難題だよね……自分が作者ならどうするだろう。一番安牌ルートは紫織さんが正気を取り戻す→自分から真澄さんを振って身を引く、だよね。もうそれしかなくない? 紅天女はマヤが主人公なんだからマヤが選ばれるとして、でも読者が気になってるのは恋模様の方な気がする。このまま連載再開せずに美内先生が引退するとかそういうことだけにはなりませんように……。